- More Speedy & More Perfect! -

2000年(平成12年)、RoBoCoN2000「ミレニアム・メッセージ」に出場した八代高専Aチームのマシン。
「より速く、より正確に」をコンセプトに、会場ではテストランを含む計9回の「パーフェクト・パフォーマンス」に成功した。狭い競技フィールドを素早く移動し、各スポットに子機を分離。 それらの子機は4匹の絶滅にさらされた動物達を持っていて、 その動物達は未来への希望を音楽に載せて会場の人達へと伝えた。
今大会では2回戦より出場。ベスト8まで勝ち進んだ。




Photo’s Deta
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マシン全体図
大会中のIMPERIOの写真
(左)パーフェクト・パフォーマンス完成時
(中央)リフト上昇時。
(右)リフト最大上昇時(リフトの上にあるのは子機と造形物)
子機&造形物
子機&造形物の写真
(左)第1・2・3スポットには「蝦夷オコジョ」「タンチョウヅル」「カメ」を乗せる
(中央)中央で一番高い第4スポットには「サカナ」を乗せる
(右)サカナからは「スターウォーズのテーマ」の音楽が流れ、ばたばたと動く。これでパーフェクト・パフォーマンス完成
選手達
大会中の選手達
(左)競技スタート前
(中央)前日のテストランでマシンを操縦。計9回のパーフェクト・パフォーマンスを成功させた
(右)操縦者をサポートする2人。操縦者にマシンの位置や動作、競技経過時間等を的確な判断で指示
第三のマシン
大会中のピットの写真
大会に向け、IMPERIOは計3台製作された。その中で大会本番で使用されたのは2号機。上の写真(奥の方)はIMPERIO3号機で、 全国大会に向けてのデータを取る目的で会場に持ち込まれた。2号機と3号機は同時進行で製作されていたが、3号機は大会までに間に合わなかった。 その為、全国行きが決まった時の為のマシンとして製作を継続したが、結局スポットを浴びる事はなかった。もし完成していたら、1分以内にパーフェクト・ パフォーマンスを成功させることが出来る予定だった。その後、3号機のパーツの一部は翌年のe-SAURUSのパーツとして流用された。



”IMPERIO” Spec
寸法 900×1200×1200(スタート時寸法 : mm)
900×1200×2500(最大寸法 : mm)
重量 12.0s
土台部 駆動方式 4モーターによる4輪駆動
使用モーター ツカサ電工 TG−21(×4個)
リフト部 アルミ角パイプによる3段式リフト
(昇降範囲1000mm〜2400mm)
子機 造形物A用 PICを使ったタイマー式自動制御
造形物B用 赤外線によるスイッチON/OFF式
造形物 A(無動作) 絶滅危惧種の動物達(蝦夷オコジョ・タンチョウヅル・カメ)
B(動作) サカナをイメージしたデザイン
スイッチON時にひれを動かす、目を光らせる、
音楽(スターウォーズのテーマ)を鳴らす
チーム 八代高専Aチーム



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