− Sound Inpact! −

2001年(平成13年)、RoBoCoN2001「Happy Birthday 39」に出場した八代高専Aチームのマシン。
「無線による遠隔操縦」という例年にはないルールに対し、八代Aチームが挑んだのは「音による遠隔操縦」だった。ざわめく会場、緊迫する競技フィールドには、e-SAURUSのひときわ甲高いDTMF音が鳴り響いていた。
今大会では1回戦より出場。ベスト8まで勝ち進み、デザイン賞を受賞した。





Photo’s Deta

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全体図
マシン正面図
一見すると軽そうに見えるが、実は制限重量ギリギリである
マシン左側面図
コントロールボックスはマシン後方に設置されている
土台部
マシン土台部
円筒を立てるスポット上空を通過できるように、マシン底部は床から30cm上げるよう設計された
駆動部分
オムニホイールを計8個のモーターで駆動させている
駆動部(オムニユニット)A
オムニユニットを下から見た写真
ア|ム&リフト
アーム・リフト部
立っている円筒を3本をアームで掴み、リフトによって持ち上げ、3段重ねをする
3段重ね
これは大会前の練習風景。本来は大会でも3段重ねをする予定だったが、時間等の理由より披露する事が出来なかった。
制御部
コントロールBOX
中にはDTMF解読器、マイコンボード、モータードライブIC、回路用バッテリーが入っている。その横には受信マイク用パラボラが取り付けられている
コントローラー
16パターンの音を発信する。コントローラーの裏にはDTMF発信用スピーカーが付いており、大音量を発生する
炎全体図
「炎の3構造」をモデルに製作された。中の2つの炎が同軸反転するようになっている
同軸反転ギアボックス@
タミヤのキットを改造して作られた。かなりの高精度で製作されている
同軸反転ギアボックスA
別の角度からの写真。周りのLEDはギアボックスが回るのと同時に点滅する



”e-SAURUS” Spec
寸法 900×900×1500(スタート時寸法 : mm)
900×900×4000(最大寸法 : mm)
重量 26.7(kg)
土台部 駆動方式 オムニホイールを使用した8輪駆動
使用モーター ツカサ電工 TG-21(×8個)
フレーム材料 異型断面アルミフレーム(イマオコーポレーション)
制御部 遠隔操作方式 音波(DTMF)による遠隔操作
制御方式 H8マイコンボード(秋月電子通商)
その他
チーム 八代高専Aチーム



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